「確かに在るもの」”Surely Exist”
380×455mm, oil on canvas, 2022.

「昼顔の花を摘むと雨が降る」という伝承と、「雨夜の月(あるけど見えないもの)」から発想したもの。
雨の夜に月が見えないのは自明なのだけど、昼間の月は、晴れていても既に見えづらく、更に雨が降ればもっと見えにくくなる。だけどこの世から消えているわけではない。
世間から見えないことにされてしまっている人、属性、あるいは外から見えない内側の傷や体験を、見えないから無いことにしたくなくて描いた作品。

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